神社にいくと大きなスダレがかかっているのを目にした人もいるかと思います。
着眼点が御簾に行かないと、あまり記憶に残らないかもしれませんが、一年中かかっています。
御簾・・・「みす」と読みます、すだれの事ですが、御簾と言います。
平安絵巻でも御簾がかかった御帳台に座っている絵を見たことがあるかもしれません。
御帳台とは、人が座るときに中に入る四角い箱のような物です。
御簾はさまざまなところに目隠しに使われますね、じっくり覗くな、って意味です。
少し神秘めいたものを感じさせてくれます。
決して、暑いからスダレを掛けているのではありません。
そこで神棚にも御簾を使うことがあります。

棚板に乗せるタイプの神棚の場合には使いません。
箱型の神棚の場合に使います。
御簾か戸幌。
戸幌というのは、白色を基調にした縦に紫をいれた布です。
戸幌・・・「とほろ」と読みます。
棚板の場合には神前幕を使います。
神棚ケースにも使ったりしますね、ともかく四角形の入れ物の場合には御簾などを付けることができます。
大きさに合わせて作る事もできますので、その際には問合せしてください。
神道の事を書くときには、言葉が日常会話のようなものではありません。
時には、読み方も難解なことがあります。
調度品になると、「これなんて言う物なんだ?」 ということがあるはずです、全てに名称があります。
ブログでは、くだけた表現でわかりやすく書いていきます。
箱宮用御簾
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/b8e6cefca1.html興味のある方は是非ご覧ください。
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- 2010/12/03(金) 13:30:41|
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