歴史というのは面白いもので、ちょっとした事を知ると物の見方が変わります。
実在しない生き物に「龍」がいますが、日本でも中国でもお馴染みの架空の生き物です。
そもそも「龍・竜」というのは、力強い生物を寄せ集めたようなもので、そんな生き物あったらいいなーということで空想したものです。
コジツケです。
竜を九分割してバラバラにするとそれぞれに意味がありますね、蛇とか虎とかなんだかんだといろいろあります。
だから、権力を持ちたがる人は欲しがります。
そこで少し注目して欲しいところに「爪の数」があります。
龍には「三本爪」と「五本爪」がある。
三本爪の龍は一般的ですが、五本爪の龍は皇帝龍と言います。
皇帝というからには中国でのお話で、要するに皇帝だけが使える龍ってことです。

献上用で作る場合には五本爪ですね。
世界各国、時の権力者に献上する時にはいろいろと違いを形にしていたんだと思います。
今では普通に五本爪の龍は作りますが、時代が時代ならやたらに庶民が持っていると吊るし者で酷いことになったんじゃないかな。
シンボルですね。
日本で言うなら、菊の御紋かな、あれは16枚の花びらですね。十六八重表菊なんて言ったりします。
これも時代が時代ならやたらに使えませんね。
この紋所が目に・・・で有名な葵の御紋も同じです。
そんなこんなで、現代ではもはや余り気にしないと思いますが、知っていると面白いと思います。
飛龍五本爪花瓶
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- 2011/02/14(月) 18:39:55|
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