この国、日本の凄いと思うところとして、地鎮祭の風習があります。
建物を作るときに行う祭事で、一度や二度はその光景を見たことがある人も多いはず。
何が凄いのかというと、小さな木造建築でも、最先端の技術を馳駆したハイテク超高層ビルを建てるときでも、必ず行います。
簡単に言うなら、地鎮祭というのは、土地の神様を怒らせてちゃいけねー、っていうことになります。

どんな科学の粋を集積した事でも、行うのは人間です。
でもって、人の気持ちが大切で、特に建築関連は事故が多い危険な仕事になりがちで気が緩むと大事故に繋がります。
だから、工務店や建築会社では神棚があったり伝統というか、シキタリというか、ま、そういったものを重んじます。
数字だけでは計れない、何かがあるわけです。
地鎮祭は安全祈願祭とも言いますが、その時に使う道具として、「鍬鎌鋤」がある。
鍬(クワ)【建主用】 ・鎌(カマ)【設計者用】・鋤(スキ)【施工者用】
そういった仕事に従事していないと、人生の中で何度も祭事に参加する機会も少ないと思いますが、何度出席しても手順がわからない事もあります。
大昔から必要とされている道具ですが、現代ではあまり使う機会が少ないのではないでしょうか。
これら道具は綺麗に使って普通は使いまわしますね、大規模な時には一回しか使わない事もあります。
使い回すと言っても、汚れたら新しいものと交換します。
地鎮祭用の鎌(カマ)鍬(クワ)鋤(スキ)
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/c3cfc4c3ba.html興味のある方は是非ご覧ください。
スポンサーサイト
- 2011/06/14(火) 08:03:12|
- Omakase-Factory's Blog
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0