和室の鴨居を見れば、ここには簾を掛けるために作られた鴨居かどうかがわかります。
知らない人が見るならば単位デザインなのかもしれませんが、大工さんから見れば簾用の溝です。

鴨居の形もいくつかありますが、この凹みがあったのなら簾掛けになります。
別に、座敷すだれではないといけないということはありません、でも季節に応じてスダレを掛けてみるのも良いと思います。

この凹みには何がくるのかというと金具がきます。
もし鴨居の高さが1尺(約30センチ)あれば、もうこれは殿様・豪商の屋敷レベルで近年の住宅でこういう立派な鴨居で住宅を建てる人はまずいません。
そもそもそこまで太い一本筋の木材は高くて目が飛び出てしまう。
普通は4寸~5寸(約12センチ~15センチ)ぐらいなので、ちょうど座敷簾の専用金具で収まります。
他にもいろいろ鴨居があって、そこに取り付けられるように金具があります。
何を使っていいのかわからないときには相談してみてください。
画像を携帯カメラで撮ってメールに添付してくれるととてもわかりやすいです。
座敷すだれ・御殿すだれ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/a4aabac2c9.html興味のある方は是非ご覧ください。
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- 2011/08/19(金) 08:57:52|
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