日曜日の店長ブログなのでちょっと変わった内容で仕上げてみたいと思います。
おまかせ工房の事務所にある神棚には神前幕をしてありまして、商売をしていることから稲荷紋を付けたものを使っています。
巴紋・稲荷紋・無地、そして少ないですが卍紋というのが代表的な神前幕になります。
家紋を入れて特注されている方々も極々少数ですがいらっしゃいます。

特にこだわりがなければ「無地」、ご商売をされているなら伏見稲荷大社の「稲荷紋」、そして武家の家系であれば「巴紋」「卍紋」となります。
大分類すればこうなりますが、何も必ず決まっているわけでもなく好き勝手に使えばいいのが神前幕です、デザインってことですかね。
何故、武家なんだ?という疑問もわいてくると思いますが、そもそも神棚は武士の家にありまして・・・・と日本の昔々の時代を考えれば自ずと想像はできます。
でもって、店長は勝亦という苗字ですが、静岡県東部には「カツマタ」さんが多く住んでいまして、勝間田・勝俣・勝又・勝股・勝亦は元を辿ると一族です。
勝間田平三成長という人がいて勝間田城を築いたそうですが、その後、何百年か経って今川義忠という人と文明8年(1476)に戦をして負けて落城というお話。
落城の時に、こりゃまずい、ということでそれぞれに「また」の当て字を付けて散らしたというのが記録にあります。
今の富士山静岡空港(牧之原市)辺りから御殿場まで逃げてきたそうですが、500年前の御殿場など富士山麓の原野なので大変です、246号線など通ってませんからね。
今川義忠は戦の帰り道に勝間田勢の残党に返り討ちされて首をはねられたという記録もあります。
やってやられてやりかえされてと戦国時代の歴史は実に面白い。
でも、もうそんな時代ではありませんので、恐らくご先祖様を辿れば日本は歴史が長い国なので様々な歴史があると思います。
神前幕を選ぶときには、そんな事を考えてみると面白いかもしれませんね。
注連縄と神前幕の両方をされている方も多いのですが、注連縄は基本的に毎年取り替えていきますが、神前幕は汚れてきたら取り替えます。
ぶっちゃけ、神前幕の方が安上がりと言えばそうなんですが・・・・・。
注連縄はここから先は神聖な場所だからやたらに意味もなく入るな、という意味です。
神前幕・・・巴紋、稲荷紋、無地
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- 2011/12/04(日) 11:13:30|
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