店長ブログではたびたび登場している神前幕について書いてみたいと思います。
必要か必要ではないかは各人で判断してもらうこととして、そもそも紋って何?という方がいるようです。
家紋を入れてもいいんですが、神前幕の特注というものは今時する方はほとんどいません。
景気が良かった時代には正絹生地で家紋を入れてということもしましたが、無地か稲荷紋か、巴紋で用が足ります、卍紋も若干求められることがあります。

神棚だけに使うと思ったら大間違いでして、代々続いているような家では家の入り口に暖簾代わりとして掛けたりもします。
それでは神社と同じように思うかもしれませんが、別に何の不思議もありません。
間口の幅は一間ぐらいだと思いますので、一間幅(180センチ)ぐらいのを節目の時には一時的に掛けたりもします。
店長などは見慣れているので、神前幕が正月に掛けてある家を見かけると、お!と思いますが、全く知らない人が見ると紫色の暖簾か、程度で終わってしまうかな。
祝日に日の丸を掲げる家も少なくなってきたようですが、まぁ話は奥が深いのでブログではここまで。
神前幕の紋は何を選べばいいのか?ということは少し書いておきたいと思います。
稲荷紋は主に営業がらみ、商売がらみですね、商売繁昌、家内安全、交通安全、 厄除、 開運招福、入試合格、 学業成就、 大漁満足、 海上安全、 良縁、心願成就、 初宮、 旅行安全、 安産 、子授、病気平癒、 七五三詣などが稲荷ってことです。
巴紋はこれは主に武家紋でして、武士の時代には一般町人の家に神棚などありませんので、武家の家系には必ずあったそうです。歴史的なことを読んでみると結構面白いですね。神棚が武家から庄屋、庄屋から町人と広まっていく過程が書かれています。
無地は特にこだわりなどがないときには、一番適しているものです。どれにしようか迷ったら無地にしておくといいです。
結局のところ、気持ちなので、このデザインが良いと言えばそれにすればいい事なのではないでしょうか。
ただ、意味合いとしてはこんなような感じです。
使い方いろいろ・・・・神前幕(稲荷紋・巴紋・無地)
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/bfc0c1b0cb.html興味のある方は是非ご覧ください。
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- 2012/05/24(木) 09:00:29|
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