戸建住宅であれば広くても10畳ぐらいでしょうかね、現代住宅であれば8畳ぐらいまでが一般的な上敷ござの寸法です。
こういう間取りではなく、12畳、14畳、16畳、18畳、20畳という間取りの部屋も実際にあります。
多くは旅館の大広間、お寺の本堂などに限定されますが、このような大広間向けの上敷というものも作れます。
ただし、幅と長さの関係で16畳ぐらいまでが一枚でつくるのであれば限界かなという気もします。

上敷というものは織物です。
大きくなれば単に足していけば良いってもんでもなくて、重さが増えていきますね。
重さのことを質量なんて言い方もしますが、質量が大きくなればエネルギーも大きくなります。
このエネルギーが大きくなってくると、つまりは、力が大きくなってくると糸がもちません。
上敷のヘリとヘリをつないでいる部分の糸です。
大きな上敷はそれだけ糸に力が加わって、糸が切れてしまうかもしれない。
その限界は・・・・ん~何畳です。。。と言えないところがありますが、16畳ぐらいまでであれば大丈夫。
それを超えてくると、切れやすくなるって感じです。
運搬する時でも力が加わる、敷く時にはもっと力が加わる、強いて人が歩けばそれでも力が加わります。
無理をして何が何でも一枚で大広間に敷かないといけない事がないのなら、30畳間であれば15畳を2枚にして敷いた方が賢明ですね。
とてつもなく大きな上敷でも作れますので、その時にはご相談ください。
12帖、14帖、16帖、18帖、20帖など大きな上敷のオーダーメイド。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/b4f1aea42c0.html興味のある方は是非ご覧ください。
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- 2012/09/08(土) 09:30:10|
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