桧の切り方次第で量産型か限定型かに別れる神棚製作の現場ですが、今回は限定型の少し大きめの神棚を紹介してみたいと思います。
ほとんどの方々は神棚を一台づつ購入されるわけですが、同じ神棚を二台、三台、四台と並べて置いた時もっとも大きな違いが出てくる部分があります。
それが木目。
高い神棚というのは、何台作ってもほぼ同じようになるように作るので、木目が極力出ないように切り出しますので、無駄が増えます。

国によって考え方がありますが、一般に一個作っても十個作っても百個作っても同じように作られるものでないと困ることがあります。
まぁ手作りなので多少の違いはあるにせよ、東南アジアのようなみんあバラバラでは困ります。
つまり、一度買った人が十年後でも同じである必要があるもの、、、という言い方の方がわかりやすいかな。
木材を切り出すとき、どのように切り出すべきかということを考える必要があります。
バームクーヘンのように年輪が入っていますので、外側、内側、斜めという具合に、切り方一つで木目を活かすか殺すかが別れます。
端材で作ると生産性は上がりますが、木目がバラバラなので、数台並べて置いた時にそれぞれが違う印象を与えますね。
こういう部分がコストに跳ね返るわけでして、もっと言うなら、木目がきつく出てしまうと、木目で好き嫌いが生まれるので、製品として考えるとちょっと問題があります。
いいとこ取りをすると、使わない部分もコストは入って高くなります。
同じように見える神棚にもこのことが言えます。
今回の神棚は主にリピーター様向けになりますかね、昔からやっている型です。
ドン♪とくるというか、ズシッとくるというか、一段と大きく見えるというか、見上げたときにガツンとくる神殿です。
唐戸と金具と二種類あります。
白鳳神殿三社(唐戸)
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/45bac2adaa1.html興味のある方は是非ご覧ください。
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- 2012/09/14(金) 08:00:40|
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