大祓が近づいて来ましたので人形代のご紹介です。
6月30日、12月31日は大祓・夏越の祓・年越の祓などと言いいます、特に6月は夏越神事・六月祓と言う方が聞き慣れているかもしれません。
全国の神社で輪をくぐります、そのことを輪くぐり市、輪くぐりさんなどともいいます。
屋台や出店が出店されてとても賑やかな一日になるところも多いので、出向かった経験もあるのではないでしょうか。

輪くぐりさんに出かける前に、何やら人の形をした紙を体に付けられた人もいるはずですが、これが人形代(ひとがたしろ)と言われるもの。
おまじないです。
現代で言うならプラシーボ効果という方がピンとくるかもしれませんが、結構効くかも。
年長者は経験も豊かで子供より多くのことを知っているので、自分が子供の頃に人形代で擦られたって何だかわからないわけですが、歳を重ねるごとにわかってきます。
頭を擦ると・・・勉強ができるようになぁーれー。
野球が好きな子に肩を擦ると・・・上手になぁーれー。
足の早い子に脚を擦ると・・・早く走れるようになぁーれー。
という具合。
これは子供にするだけではなくて大人にもすることがあります。
大人にするときには主に病気や痛みの場合が多いですね、歳は取りたくないもんです。
医学療法をやってもだめ、漢方を続けていてもだめ、温泉に入ってもだめ、何をやってもだめ、、、という場合、病は気からの「気」。
自分で痛いところを擦り続けてみるといいかも。
紙製人形代の歴史より古いのか新しいのかはっきりしませんが、木製人形代は平安時代には使われていたそうです。
いろいろな使い方があるので、ご自身の使い方に合わせてみるといいでしょう。
こうしなければいけないって使い方はありません。
木製祭祀具・人形代
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/ccdac0bdba.html興味のある方は是非ご覧ください。
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- 2013/06/22(土) 09:00:19|
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