陶磁器の本場と言えば景徳鎮(けいとくちん)になります、これは歴史的にもそうなるわけです。
ケイトクチンと中国人に言っても日本語読みなので通じないんですが、Jingdezhenって言えば通じるかな。
広大な地域なんですが、いたるところで陶磁器を焼いています。
観光で行く機会があれば行ってみるといいでしょう、上海や北京とは丸で雰囲気が違うところです。

景徳鎮も国内向けより輸出向けの製品を多く産出していて、小さなものから大きなものまで様々。
大きなものは何メートルもある花瓶とか、どこかの展示場で参考作品程度に出されることがありますが、窯もそれにあわせて巨大です。
もっとも観光で行っても買ってくると破損しやすいので、小さなものばかりになります。
今回は景徳鎮の香炉なんですが、白色とコバルト色の調和が素敵。
コバルト部分は呉須なんて言いますが、日本家屋でもこの色の組み合わせをよく見かけます。
それとは違って色つきのものもありますね、緑色、黄色、赤色など。
これらは粉彩なんて言ったりすることがありますが、顔料で鉛を使うので日本では規制れます。
昔は良かったんですが10何年か前に輸入規制されました。
基本的な藍色の陶磁器は飽きません。
景徳鎮 香炉
https://item.rakuten.co.jp/omakase/405156/興味のある方は是非ご覧ください。
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- 2013/10/20(日) 09:00:08|
- Omakase-Factory's Blog
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