藁人形と言えば現代では呪いグッズ、恨み晴らしますグッズとしての認識が強いと思います。
考えてみれば、カカシも藁人形でして、あれ?呪うための道具じゃないの?という気分にもさせられる。
どうしても丑の刻参りが前面に出てきて、釘で打ち付けている印象操作が定着していますね。
でも藁人形、こういうもののことを人形代(ひとかたしろ)と言ったりします、今回の店長ブログはそのご紹介。

今でこそ病気の原因はなんであるか突き止めることができますが、昔はそうはいきません。
祟だのなんだのって目に見えない怖さから戦う必要があったわけです。
そこで伝染病らしき疫病が流行りだせば人に見立てた身代わりを置いてみたり、願をかけてみたりと現代人からすれば何やってんだ?と思うことも当たり前としてしていた。
人の形をしたものが有名ですが、動物の形をした藁人形も存在します。
そういうもののことを総称して形代(かたしろ)っていいますね。
気持ちが入りやすいって言われていますが、それを現実に見た人はいません。
日本でも人柱が横行していた時代があるようですが、これもまた今時やるとおもいっきり犯罪です。
人身供養とでもいいましょうか、生身の人を生贄に・・・ってことです。
白羽の矢が立った人は風土、風習、習慣、掟などには逆らえないわけですね。
木製人形代っていうのも平安時代にはすでにあって、使い方はいろいろ。
こういうものって一人一人思いが違うので、その人の使いたいように使えばいいだけのことです。
だから取扱方法なんてもんはこの世に存在しません。
木製人形代(祭祀具)
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/ccdac0bdbf.html興味のある方は是非ご覧ください。
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- 2014/03/17(月) 09:00:21|
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