おまかせ工房では用途に合わせた御簾をいろいろ製作しています。
またに聞かれますが「御殿すだれ」と「お座敷すだれ」はどう違うのか?ということ。
同じです。
なんというか使う場所によって呼び名が違う程度の違い。

座敷で使えば「お座敷すだれ」、他の部屋で使えば「御殿すだれ」。
この御簾は昔からありまして、平安絵巻でも見たことがあると思いますが、要は金持ちすだれみたいなもんです。
御殿に住んでいる人達が好んで使っていたわけで、庶民長屋にはなかったのではないでしょうかね。
時代劇でも大名屋敷では使っても番屋ではみたことがないですね。
朝廷では頻繁に見かける、公家の家でも見かける、でも公舎のような奉行所では見かけない。
だから、御殿なわけです。
これが日本家屋であれば、座敷っていう場所がありますが、現代住宅では一体どこが座敷なのかなんのかわからなくなってしまいまして、和室=座敷というニュアンスですね。
まぁ座敷が書斎なんていう時代はどこかの文豪ぐらいなもんでして、普通は一部屋しかない和室は寝起きする場所で埋まってしまった・・・なんて笑い話はいくらでも転がっています。
日本の御簾は一枚かけておくとかなりゴージャス気分が味わえますね。
お座敷すだれ・・・特注サイズ製作できます。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/a4aabac2c9.html興味のある方は是非ご覧ください。
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- 2014/04/23(水) 09:00:13|
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