苅初の儀
主に設計者ですね、盛砂のところに忌鎌を使って三回草を刈る真似をします。
穿初の儀
鍬入の儀とも言いますが、主に建主ですね、盛砂のところに忌鍬で三回土を掘る真似をします。
そして主に施工業者ですね、盛砂のあるところに忌鋤で三回土をならす真似をします。
鎮物埋納
主に斎主ですね、鎮物を埋めます。
これがよく見かける地鎮祭の一コマですが、これだけでも設計者・建て主・施工業者・斎主と登場人物がいます。
苅初(かりそめ)、忌鎌(いみかま)、穿初(うがちぞめ)、忌鍬(いみくわ)、忌鋤(いみすき)、鎮物(しずめもの)と読みます。

地鎮祭を省いてコストを押さえるというところもあるようですが、どんなもんでしょうか。
ここは日本、長く続いた歴史の中の100年弱程度の人生です。
鎮め物に至っては古墳時代からあったので、やっておいた方がいいと思うのですが・・・・。
鎮め物を入れ忘れたってことはよくある話でして、忘れていたのであれば後から埋めればいいんです。
斎主を呼んで埋めてもらうのが最良ですが、個人でも埋めておくことが可能な神事。
既に家が建っているので空いているところに埋めておきましょう。
個人で地鎮祭を一貫して執り行う人はいません。
鍬鎌鋤は業者側で用意しておくものです。
鎮め物は個人で用意、業者が用意、斎主が用意と誰が用意してもかまいません。
ただ、箱に名前を書くのはご自身か斎主になります。
しずめもの(鎮物)
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- 2014/06/18(水) 09:00:24|
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