屋根の形状が特徴的な流造(ながれつくり)の神棚を紹介してみます。
後でも簡単に説明していきますが、流造屋根の特徴は流れるような曲線美。
何種類か神殿様式には屋根の形があります。
権現造・春日造・流造・住吉造・八幡造・大社造・日吉造・神明造などが有名なところ。

新様式であれば全てのものに対して神棚があるというわけではありません。
なかには神棚の特注で作る人もいるそうですが、人数的にはほとんどいないと言ってもいいでしょう。
せっかく造りについてかきましたので、おおまかな違いというか特徴を書いておきます。
権現造・・・本殿と社殿の間に屋根があります、なんというか渡っていく感覚。
春日造・・・屋根だけ張り出している、この張り出した部分を向拝(こうはい)と言います。
流造・・・屋根が長く少し湾曲(反り)になっています。
住吉造・・・一見わかりずらいですが神殿の中は二部屋に分かれています。
八幡造・・・屋根が2つ並んでいる、並んでいる間に屋根を増やすと権現造。
大社造・・・神殿内部に中心柱があって入り口から上がるような感覚。
日吉造・・・屋根の中央と左右に軒というか屋根がせり出している、ひさしがある感覚。
神明造・・・屋根が湾曲(反り返り)がない、千木が屋根より外側にある。
こんな感じでしょうかね。
神棚で使う場合には神明造りが多いかな。
今回紹介しているのは、流造屋根の少し変わったタイプです。
【神具】流れ造り(八幡)宮神殿一社(神棚)【お宮】
https://item.rakuten.co.jp/omakase/kamidana0032/興味のある形は是非ご覧ください。
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- 2013/01/30(水) 08:00:05|
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