神具の中で一体これは何だろうと想われるものの一つに真榊があると思います。
参拝する程度であれば余り見かけないものですが、神社の中で神事を受けたりする場所には必ずある真榊。
五色の旗が綺麗ねーというだけで終わってはもったいないと思います。
でも一体この旗・・・・なんでしょう、、、というのが今回のおまかせ工房店長ブログです。

なかなか頭に入らない言葉なんですが、「五百津真賢木」という言葉がありまして、読み方は「いほつまさかき」。
もうこれだけで、むむむ、と悩んでしまいそうですが、故事です。
そして史実として景行紀・伸哀紀に記載してある神夏磯媛・五十迹。
神夏磯媛の読み方は「かむかしひめ」、五十迹の読み方は「いとて」。
歴史家ならば目から鱗のお話なんですが、一般の人には何のこっちゃという具合。
明治天皇の即位礼に則り明治八年に神社祭式に社頭の装飾として制定されたものです。
五色絹っていうんですが、五色のヒラヒラですね、ちゃんと意味があります。
天地万物を組成している五つの要素、木・火・土・金・水を意味していて、五行説っていうものと関係しています。
仏閣でも五色絹を張り巡らしているところがありますね。
彩り豊かで昔の人のセンスは素敵だ・・・・という事ではないのです。
置き方は至って簡単、写真のように左右に置きます。
この置き方には左右がしっかりあるので間違えないように。
ちょうど真榊の首からぶる下がっているものがありますが、右側は玉、鏡です、そして左側は剣。
まだお持ち出なかったらあってもいいかなーと思う神具です。
意味をしってくるとじわじわ考え深くなりますね。
真榊
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- 2013/02/16(土) 07:30:36|
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