二つ節っていうのは上から下まで一直線に竹の節を揃えて作る座敷すだれの名前ですが、こういう簾は竹の成長と関係するので比較的高め。
でもとても綺麗な見栄えになるので人気がありますが、なんでもかんでもどんな寸法でもこの「二つ節」にできるというものはありません。
幅でいうなら65センチ以上95センチ以下まででしょうか。
今回の店長ブログは御殿すだれの二つ節について書いてみたいと思います。

良い物を見てしまうと知ってしまうとそちらの方がよく見えてしまうということはいろいろな場面で起こります。
座敷すだれでも、こんな簾があったのかーと思う人もいるようでして、専門店ならではなんでしょう。
二つ節のすだれを見ると、これ綺麗ね、、、って感じでとても品が出てきます。
どんな節でもいいわけではなくて、二つ節の御簾は竹のイイトコどりをしないとできません。
さらに節の間隔が広いので成長してくれないと使えない。
だから二つ節の御座敷すだれは高くなるというのも一つです、それと竹の裏表の加工を施します。
幅は65センチ以下だとこの竹の節の間隔ぐらいになってしまうので、御簾を作るときには一つ節になります。
幅の狭い御簾で二つ節はできないと思ってください。
逆に幅が95センチ以上だと今度は三つ節になってしまい、これまた作れない間隔になります。
だから本間サイズまででしょうかね。
座敷すだれ自体は180センチ幅でも作るっことができますが、節が揃わなくなる。
こういうのって天然素材が相手になるので自分の都合よく行かないもんです。
初めて御座敷すだれを作る場合にはわからないこともあるかと思うので、店長にドンドン聞いてください。
御座敷すだれ・・・四分布二つ節通り節四方縁菊房宜徳平かぎ付
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/a4aabac2c9.html興味のある方は是非ご覧ください。
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- 2013/08/01(木) 09:00:52|
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