上敷というものを知らない方々もいるかと思いますが、茣蓙(ござ)と言えば聞いたことがある人もいると思います。
おまかせ工房では神社仏閣などで使われるような神具であり御簾などが多いのですが、畳の部屋があれば上敷というものも使われます。
畳の部屋で「い草」が黄色くなっているというのは見栄えがいいものではありません。
すでに替え時を通り越してしまっている状態ですね、やはり「い草」は青々していないといけません。
上敷というのは、畳の上に敷きます。
以前、上敷を買ったお客様から薄すぎると言われたことがありますが、畳と勘違いしていたようで・・・畳と上敷は違います。
関西圏に住んでいると関東圏の間取りは狭く感じると思います。
本間のサイズと江戸間のサイズとでは同じ8畳間と言ってみても6畳間になる感じでしょうかね。
本間・58間・江戸間・36間など昔から地域によって間取りが違いますが、団地やマンションになるとこれよりさらに狭くなった間取りです。
そもそもこの昔ながらの間取りで新築している住宅も少なくなってきています。

おまかせ工房では、上敷の特注ができます。
今は、この方が多いですね、特注をしたからと言って飛び抜けて高くなるわけではありません。
何が良いのかと言えば、縁(へり)が四隅にしっかりくるってことでしょうか。
上敷は折り曲げてはいけない方向がありますので、大きかった時には無理やり折り曲げると「い草」を切ってしまいます。
っで、短かった場合には、畳が見えてしまいます。
特注をする場合には、必ず「縦と横」の寸法を、そして柱などの出っ張りがあればその位置と大きさなどを連絡してもらっています。
縁(へり)も自由に選択できるので、自分の好みにあわせられて良いのではないでしょうか。
い草にもいろいろ品質があります。
おまかせ工房では4種類あります、そして縁が4種類。
ということは、16通りの組み合わせの中から選んでもらうことになりますね。
い草は着色していませんので、より安心できると思います。
い草上敷き
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/a4a4c1f0be.html興味のある方は是非ご覧ください。
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- 2011/01/30(日) 18:20:27|
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