2012年の干支は「辰」なので竜ですね。
龍にもいろいろな龍がいますが、かなり変わった植木鉢に張り付いている龍のご紹介です。
渋さが玄人集団には受けますが、若い人が選ぶと「よくこんな渋目の鉢を選んだな」と一目置かれます。
あれこれ知って最後にたどり着くような目的地みたいな植木鉢です。

宜興というのは地名で中国茶器を生産している世界的に有名な茶器の故郷。
そこで生産されるものは茶器だけではなく、植木鉢なども作られています。
中国茶器を持っている方はご存知と思いますが、素焼きに近い焼き方です。
この宜興の植木鉢は室内で使よりも屋外で使うと味が出てくる不思議な植木鉢。
素焼きの表面に自然の菌が入り込み、コケなどが生えてきます。
基本色が茶色なので、そこへ緑色のコケがじわりじわりと増えてきたら植木鉢の完成。
とてもじれったく時間のかかる植木鉢でもうそれは花を育てるよりも時間がかかるのかもしれませんが、二つと同じものがない植木鉢となることでしょう。
ゆっくりとじっくりと時間を楽しむには良い道具です。
育てる植木鉢という感じ。
室内で使う場合には植木鉢なので受け皿を一枚敷いておく必要があり、小さな植木鉢ならば飾りとして並べておく人も多いようです。
雨や風、自然に触れさせて使うのがとても面白いと思いますよ。
宜興の植木鉢・・・ちょっと変わった植木鉢です。
https://item.rakuten.co.jp/omakase/533428/興味のある方は是非ご覧ください。
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- 2011/12/03(土) 08:29:10|
- Omakase-Factory's Blog
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